授業名:『何でもカタチ探偵団 ―隠されているイロイロなカタチの働きを探れ!』執筆者:大黒洋平


 
内容 工芸作品の形などと使う人の気持ちとの関係に着目して鑑賞する。
用意するもの 電子黒板またはプロジェクターでつないだノート型コンピュータやタブレット端末型コンピュータ(1人1台かグループで1台)、ワークシート、作品を印刷した鑑賞カード
活用することができると考えられる学年例 小学校高学年、中学校
一部又は全部を活用することが考えられる教科等例 図画工作・美術、国語、社会、算数・数学
おすすめの作品
  • 工芸館
  • 京近美
関連するキーワード
  • 図工美術キーワード:形、色、材料、抽象、様式、動植物
  • 他教科へのひろがりキーワード:生命、生活、文化、郷土、伝統、文化遺産
授業の進め方(重要箇所★)
  1. 「鑑賞素材BOX」を使って数種類の工芸作品の中に隠されている形に着目して鑑賞する。10枚の工芸作品カードをあらかじめ印刷しておき、10枚の中から1枚を児童生徒に引かせ、引いた工芸作品カードについて鑑賞する(カードの数は学級数に応じて調節する)。
     
  2. 「鑑賞素材BOX」を電子黒板などに映し出し、児童生徒が、それぞれの作品からどんな形を見つけたかを教師がファシリテートして学級全体で共有する。
     
  3. 児童生徒が探し出した、形と使う人の気持ちや使う人にとってどのような働きがあるかなどについて考えさせる。(★)
     
  4. 自分たちの生活や身の回りにある日用品や工芸について考えさせる。
身につけさせたい力
  • 作品の見方や感じ方を深める力
  • 多様な視点で考える力
  • 生活や社会に中の美術の働きを捉える力
  • 文化理解を深める力


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