授業のアイデア集
他教科へのひろがりキーワードについて
使い方
box.artmuseums.go.jp
授業名:
『音楽をアートにしたら』
執筆者:伊藤貴光
内容
各学年の鑑賞曲を聴き、この曲があらわしているアートはどれかを考える。
用意するもの
各学年の鑑賞曲CD教材、プリント
活用することができると考えられる学年例
小学校、中学校
一部又は全部を活用することが考えられる教科等例
音楽
おすすめの作品
どれでも可
関連するキーワード
他教科へのひろがりキーワード:音楽・文化
授業の進め方(重要箇所★)
各学年の鑑賞曲のうち1曲を、何の説明もなくまずはきかせる。
※ できるだけ、子どもたちが耳にしたことのないような曲を選ぶ。CMなどで聞いたことのあるものだとイメージの邪魔と考える
その曲から受けたイメージはどんなものかを考え、それを表しているアートをカードの中から探す(★)
「選んだ絵」「その絵から受けたイメージ」「選んだ理由」をプリントにまとめる。
鑑賞・発表
※ それぞれの感じ方の相違点について気づかせる。
指導書に書かれている曲の解説を伝える。
※ 自分との相違については関係ないことを伝える。
※ 小学校学習指導要領【音楽編】では、『音楽的な見方・考え方とは,「音楽に対する感性を働かせ,音や音楽を,音楽 を形づくっている要素とその働きの視点で捉え,である』とある。なかなかイメージを具現化することは難しいが、アートカードがその一助となる。
身につけさせたい力
自己のイメージや感情,生活や 文化などと関連付けながら音楽的感受性を広げる。
音楽を形作っている要素とその働きを捉える。
ⓒ JSPS KAKENHI 16H03110