授業名:『音楽をアートにしたら』執筆者:伊藤貴光


 
内容 各学年の鑑賞曲を聴き、この曲があらわしているアートはどれかを考える。
用意するもの 各学年の鑑賞曲CD教材、プリント
活用することができると考えられる学年例 小学校、中学校
一部又は全部を活用することが考えられる教科等例 音楽
おすすめの作品 どれでも可
関連するキーワード
  • 他教科へのひろがりキーワード:音楽・文化
授業の進め方(重要箇所★)
  1. 各学年の鑑賞曲のうち1曲を、何の説明もなくまずはきかせる。
    ※ できるだけ、子どもたちが耳にしたことのないような曲を選ぶ。CMなどで聞いたことのあるものだとイメージの邪魔と考える
     
  2. その曲から受けたイメージはどんなものかを考え、それを表しているアートをカードの中から探す(★)
     
  3. 「選んだ絵」「その絵から受けたイメージ」「選んだ理由」をプリントにまとめる。
     
  4. 鑑賞・発表
    ※ それぞれの感じ方の相違点について気づかせる。
     
  5. 指導書に書かれている曲の解説を伝える。
    ※ 自分との相違については関係ないことを伝える。
    ※ 小学校学習指導要領【音楽編】では、『音楽的な見方・考え方とは,「音楽に対する感性を働かせ,音や音楽を,音楽 を形づくっている要素とその働きの視点で捉え,である』とある。なかなかイメージを具現化することは難しいが、アートカードがその一助となる。
身につけさせたい力
  • 自己のイメージや感情,生活や 文化などと関連付けながら音楽的感受性を広げる。
  • 音楽を形作っている要素とその働きを捉える。


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