授業名:『なんの話しているの?(ギャラリートーク)』執筆者:古澤圭子


 
内容絵の中の人物が何を思っているのか。聞こえてくる音、会話、独り言などを手掛かりに話し合う
用意するもの --
活用することができると考えられる学年例 小学校高学年、中学校
一部又は全部を活用することが考えられる教科等例 図画工作・美術、社会、道徳
おすすめの作品
  • 東近美
  • 京近美
  • 西 美
  • 国際美
関連するキーワード
  • 図工美術キーワード:
    形、色、材料、光、用具、構図、遠近、人物、動植物、風景、静物、空想、神話と宗教、抽象、写実、文脈、象徴、様式、印象派、日本、諸外国
     
  • 他教科へのひろがりキーワード:
    公共(コミュニティ)、生命、身体、生活、自然、環境、エネルギー、郷土、理数、音楽、異文化、自由、平和と戦争、食、伝統、文化、時代、アイデンティティ、ジェンダー、文化遺産
授業の進め方(重要箇所★)
  1. この絵をみてください。何か気づきますか?(事実的段階)
    ※ 一人の絵の場合「何か考え事しています」、複数人の絵「何かお話しています」など
    ※ 図の中に右のような図形挿入をするとわかりやすい。
    ※ 「どこからそう思った?」と根拠を絵に戻す(★)。
    ※ 「なぜそう思う?」「どんな話だと思う?」など絵から離れる発問を避ける
     
  2. 気付いた事実的な知識をつなぎあわせていく(概念的段階)
    ※ 友達の意見との共通点を抑え、概念を組み立てるように進める。
    ※ 適切な場面で知識を与えたり、教師が悪者になったりするなど話合いを活性化する。
     
  3. 話し合ったことをまとめる(創造的段階)
    ※ 参加者の言葉でまとめる
    ※ 楽しさや余韻を大事にする
    ※ 生活や社会への広がりをおさえる
     
身につけさせたい力
  • 作品の印象から自分が感じたことを素直に言葉に表現する
  • 協働して複数の意見から全体の解釈をまとめる


ⓒ JSPS KAKENHI 16H03110