授業名:『いっしょに話そう』執筆者:伊藤貴光


 
内容 一人が自分の悩みが表れていると考える作品を選び提示し、お互いに意見を出し合いながら考える。
用意するもの アートカード 筆記用具 付箋 画用紙(四つ切)
活用することができると考えられる学年例 小学校高学年、中学校1年
一部又は全部を活用することが考えられる教科等例 図画工作・美術、道徳、特活
おすすめの作品
  • 東近美
  • 京近美
  • 西 美
  • 国際美
関連するキーワード
  • 他教科へのひろがりキーワード:公共(コミュニティー、アイデンティティ)
授業の進め方(重要箇所★)
  1. クライアントとカウンセラーという役回り、2人で行う。
     
  2. クライアント役の児童または生徒が、今の自分の悩みや考えが表れていると思う作品を四つ切の画用紙の上部に置く。
     
  3. その考えにについて、付箋に理由を書き画用紙に貼っていく。
     
  4. カウンセラー役の児童または生徒が、クライアントの考えの付箋の下にクライアントに対する自分の考えを付箋に書いて貼る。
     
  5. お互いに自分の意見を出し合いながら、よりよい考えを見つけ出し付箋に書いて貼っていく(★)
    ※ 作品の形や色、作品のメッセージ性から始めることで、お互いに理解できることから話を進めることができる。
    ※ 付箋で自分の考えを時系列で顕在化させることで、論点を明確にし、活動の振り返を容易にする。
身につけさせたい力
  • 自分の考えを客観的に捉え、分析し解決へと向かう力
  • 相手の気持ちを思う力


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